覚勝院 寳勝心殿 京都 嵯峨野 大覚寺塔頭 別格本山 覚勝院納骨堂

覚勝院について

嵯峨天皇の御心をお護りする大覚寺、その大覚寺を七百年にわたって今日までお護りしてきたお寺。それが、旧嵯峨御所大覚寺の門前に残る唯一の塔頭寺院が覚勝院です。京都、嵯峨野の風光明媚な景色に抱かれて、深い歴史と文化と信仰に守られる安らぎの地です。

覚勝院風景

大覚寺/
真言宗大覚寺派大本山。
嵯峨天皇の離宮跡を876年(貞観18年)寺に改めた
歴代の天皇や皇族が住持された門跡寺院です。


塔頭/
大寺院の敷地内にある小寺院や別坊


観月の夕べ/
仲秋の名月を鑑賞する「観月の夕べ」は
日本三大名月鑑賞池・大覚寺大沢池として有名です。

覚勝院冬の風景

京都嵯峨野、大覚寺と覚勝院

嵯峨天皇と弘法大師の出会いのお寺、大覚寺、その塔頭が覚勝院です。
大同元年(806年)、入唐求法を終えた弘法大師空海は、九州太宰府に帰朝されます。大師は、20年間、唐で仏教を学ぶ留学僧でした。しかし、大師は師僧である恵果和尚のおすすめで、二年足らずの滞在で帰朝されました。短い滞在にもかかわらず、世界の最先端の情報をお持ち帰りになったのです。
大同四年(809年)九月、嵯峨天皇から、帰朝した弘法大師にお招きがありました。大師は、嵯峨天皇のお声がけをどれほど喜ばれたことでしょう。これが嵯峨天皇と弘法大師空海の出会いです。
お会いになってのお尋ねは、文人、書家としての見解をお尋ねになったと聞きます。きわめて親近感をもったご交誼ではじまったと言えます。嵯峨天皇、弘法大師、そして橘逸勢が日本三筆と言われる能書家であることは有名です。

覚勝院秋の風景

世界の情報を嵯峨天皇は空海にお尋ねになり、意義深いご高誼をお重ねになったのでしょう。このご交誼の心が今も大覚寺に脈々と息づいています。その御こころとは、歴史と文化と芸術を大切に、天下泰平、万民快楽を願われたことです。この度新しく建立した、覚勝院の持仏堂、並びに納骨堂「寶勝心殿」には、もったいないですが、嵯峨天皇と弘法大師の御こころを継承させていただき、その脈々と流れる御教えを感得できるように心がけました。

大覚寺の西北、嵯峨天皇の山上の陵をお守りする聖舎が大覚寺です。その大覚寺の塔頭が覚勝院です。その覚勝院の納骨堂「寶勝心殿」にご縁の深い方のご遺骨をお納めになり、1200年の歴史に抱かれて、永久の安らぎをお持ちいただきたいと願っております。
どうぞ、覚勝院とご縁をお結びになり、永遠の安心をお持ちいただければうれしゅうございます。謹んでご案内申し上げます。

また、同時に新しく建立された持仏堂では、京都嵯峨野の息吹に包まれて、新生活のスタートを切る「仏前結婚式」が奉修できます。
多くの皆様にお越しいただき、厳粛な「仏前結婚式」を執り行い、仏様に永久の誓いを立て、幸せな新生活をスタートさせていただきたいと願っております。さっそくのお申し込みをお待ちしております。

塔頭寺院、覚勝院

旧嵯峨御所大覚寺の門前に残る唯一の塔頭寺院が覚勝院です。嵯峨天皇の御こころと弘法大師空海の御教えを今に伝え、嵯峨天皇の陵をお守りする聖舎大覚寺を守護するのが覚勝院です。その覚勝院に納骨堂「寶勝心殿」を建立しました。それは、あなたの御先祖やご縁のある方を久遠永劫にご供養することができ、深い歴史と文化と信仰に守られる、京都嵯峨野大覚寺の塔頭、覚勝院の納骨堂です。

覚勝院/
真言宗大覚寺派
大覚寺の塔頭寺院
1346〜70年(正平年間)建立


覚勝院の行事/
11月に行われる大根供養で有名です。
大根供養とは、煩悩の毒をのぞき、
心身の毒消しや様々な障難をのがれ福を呼ぶと言われてます。

覚勝院風景